笹塚エリア

26 6月

下町の雰囲気が残る渋谷区笹塚

渋谷区内というとなんとなくどこも大きな繁華街のような印象がありますが、渋谷駅から少し離れた地域では比較的落ち着いた閑静な住宅街も見られています。

その中でも古くからの町並みが特徴的なのが笹塚です。
笹塚は渋谷区内でも早くから住宅地として開発が進んだ街であり、現在の京王線にあたる京王電気軌道が笹塚駅を開業したのは大正2年(1913年)とかなり早い時期です。

当時の京王線は郊外地域から都心部へ多摩川の砂利を運ぶために使用をされていたので、笹塚はその運搬拠点として京王電気軌道によって作られたという歴史があります。

運搬拠点に笹塚が選ばれたのにもきちんと理由があり、江戸時代の頃から江戸城から甲州方面にまっすぐ続く甲州街道の中継地として使用されてきたからです。

現在も甲州街道は都内の幹線道路として多くの人に利用をされているわけですが、笹塚の街もこの甲州街道周辺を中心に開発されています。

物流の拠点という役割はもう過去のものになりましたが、当時からのアクセス状況の良さはそのまま住環境の良さにもつながっています。

商業施設はできたものの賃貸物件は古め

笹塚は渋谷区内で比較をしたとき賃貸物件が比較的安めに設定されている地域です。
これは地価の問題だけでなく、街全体が古くからの住宅街で構成されているため賃貸用物件として募集をされている建物の多くが非常に築年数の長いものだからです。

駅周辺には新たにできたサミットやクイーンズ伊勢丹、ライフといった使い勝手のよいスーパーやショッピングモールがあるのですが、住宅街に入るとかなりの年式を感じる古めかしい木造住宅がいくつも並んでいます。

これらは古くからの景色を残すのどかなものとして人気がある反面で、大きな地震が起こったときに耐震性に大きな問題があるのではないかと言われています。

ですのでこれから笹塚周辺で賃貸物件を探すなら、資料だけに頼らず実際に自分の足で物件を見に行くことを強くおすすめします。
建物そのものはリフォームをして暮らしやすくなっていたとしても、建物そのものの耐震性が不足していたり近くに倒壊の危険のある家屋があるようではいけません。

とはいえ実際に笹塚に住んでいる人たちからの意見は概ね良好で、地元密着の使いやすい商店街やリーズナブルな価格で利用できる定食屋や居酒屋もあり、安心して長く住める街と言われます。

駅前商店街にも活力があり、幅広い年代の人が生活をしているので都内へのアクセスのために一時的に住むのではなく将来的に長く住む街としての候補にしてみるのもよいでしょう。
まずは街の様子見として賃貸物件に入り、のちにマイホームを購入するという人も少なくありません。