品川区の家賃相場や住みやすさは?

品川区はどんなところ?

品川区は、面積22.84平方キロメートル、人口は38万7,022人の行政区です。

日本考古学の発祥の地として知られる大森貝塚などの史跡も多く残されている品川は、東京湾に面する臨海エリアと、山の手へつながる台地から構成されています。

古くから交通・交易の拠点として知られ、江戸時代には東海道五十三次の出発点日本橋から、第一番の宿として栄えてきました。

品川区は目黒駅周辺エリア、五反田駅周辺エリア、大井町駅周辺エリア、大崎駅周辺エリアに分かれています。
賃貸にしても購入にしても、家賃が高い場所はそれだけ高級志向のマンションが多い傾向があります。
予算に余裕があるなら、様々な物件を見て回ることをおすすめします。

目黒駅周辺エリア
目黒駅周辺エリアは代官山に近いこともあり、駅周辺にはおしゃれなお店が多いのが特徴です。
しかし駅から離れると、住宅街となり閑静な環境が何よりも魅力です。

駅周辺のショッピングモールはもちろんのこと、スーパーマーケットやドラッグストアもそろっているので、生活利便性が高いエリアでもあります。

交通アクセスも良好なので、通学にも便利。
暮らしやすいエリアです。

ただ、坂の多い街なので、駅から遠い物件の場合は、歩いたり自転車で通ったりするのに労力が必要です。

家賃相場はワンルームが12万5,000円、1Kが11万円、1DKが12万7,000円、1LDKが22万3,000円程度。
治安もよく、高級住宅街として知られる代官山に近いため、家賃は高めです。

五反田駅周辺エリア

五反田駅周辺エリアは、飲食店が集まっており賑やかです。
また、駅の東側には風俗店が多く、治安はそれほど良いとはいえません。
しかし、駅から5分程度離れるとマンションや家屋が増えてきて住宅街に変わります。
このエリアも、静かで暮らしやすいのでおすすめです。

家賃相場はワンルームが10万7,000円、1Kが10万円、1DKが11万5,000円、1LDKが19万1,000円程度。

大井町駅周辺エリア

大井町駅周辺エリアは、最近住みたい町の穴場として注目が高まっており、品川区の中でもイチオシのエリアです。

かつてはサラリーマンの飲み屋街というイメージがつよかったのですが、利便性の高い商業施設も増え暮らしやすさがアップしています。
その一方で、商業施設なども大きすぎず、日常の生活にフィットした生活密着型のお店が多く、利用しやすいのが特徴です。
庶民的なお店も残っており、あたたかみのある街ともいえます。

このエリアの家賃相場はワンルームが7万7,500円、1Kが8万3,000円、1DKが9万5,000円、1LDKが14万2,000円程度と、品川区の中でもリーズナブル。
是非チェックしてみてください!

大崎駅周辺エリア

大崎駅周辺エリアはファミリー世帯向けのマンションが多く立ち並び、治安のよい地域です。
飲食店も多く、外食にも困りません。
その一方で、大型のスーパーマーケットなど日常品を購入する商業施設が少ないのでやや不便かもしれません。

家賃相場はワンルームが9万2,000円、1Kが9万1,000円、1DKが10万6,000円、1LDKが17万3,000円程度となっています。