物件探しに最適な時期

よりよい物件が出やすい時期があります

物件を探す時期というのは事情によってそれぞれですが、不動産業界としてはよい物件が出やすい時期とそうではない時期とがあります。

話は少しそれますが不動産業界というのは年間を通して繁忙期と閑散期の差が非常に激しく、忙しい時には何時間も残業をしないと帰ることができないのに閑散期には定時あがりでもまだ暇というようなこともあったりします。

これは人が引っ越しをする時期というのはだいたい全国的に決まっており、特定の時期にだけ集中するという特徴があるためです。

引っ越しが増える時期というのは進学先が決まったり転勤命令が出たりする春先の3~4月の時期です。

反対に初夏の頃や冬頃には引っ越し件数が少なく物件が動きにくくなります。

物件が多く動く時期の少し前がおすすめ

物件が動きにくい時期に探す場合には、比較的家賃相場が安くなりやすく、落ち着いて複数の物件を比較しながら選べるというメリットがあります。

ですが裏返すとそうした閑散期にも空き室となっている物件はいわゆる「売れ残り」であり、突出してよい条件であるということはあまりありません。

一方で繁忙期に動く物件というのは優良物件も多く含まれており、利便性が高い場所のものやお得な設備がついているものなどが掘り出し物として見つかることもよくあります。

どちらがよいかということについては意見が分かれるところですが、やはり多くの物件が市場に出る繁忙期の方がより多くの物件を選べるという意味で利便性が高いといえるでしょう。

ベストなのが繁忙期となる直前くらいから不動産屋さんに連絡をしておくという方法で、希望にあった条件のものが出たらそれを連絡してもらえるようにお願いしておくとより早くに物件選びをしていくことができます。