アパートとマンションの違いとは?

物件検索における用語の違い

賃貸物件を検索しているときに必ず出てくるのが「アパート」「マンション」といった言葉です。

感覚的にはなんとなくアパートは低層階までの小さな物件のいう感じがあり、マンションは逆に高層階まである堅牢な集合住宅といった感じがあります。

私達は普段アパートとマンションという言葉を何気なく使っていますが、これは不動産業界においては一応きちんとした定義があります。

「賃貸アパート」と「賃貸マンション」の違いとなっているのは主に比較的大規模な建物であるかどうかや、その作りが木造か鉄筋・鉄骨造であるかという点です。

はっきりとそれだからマンション・アパートだというような規定こそはないのですが、物件を言い表す用語として暗黙の了解で不動産業界で通用をしています。

呼び方を決めるのはオーナー

法律などでは明確に定められているわけではないアパートとマンションですが、その呼び分けを決めるのは実はその建物のオーナーになります。

言い換えれば仮に低層木造建築物であっても、オーナーがマンションであると強く主張すればそれでマンションであるとして取り扱われることになります。

ただ実際には広告や紹介を担当する不動産業者がこれから契約を希望するお客さんに対して誤解なく情報を提示できるよう、オーナーと話し合いながら決めるということがほとんどです。