中野エリア

17 12月

都心部より西側にある大人気のエリア

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中野といえば都内でも有数の若者からの人気が高いエリアです。

位置的には東京都心部よりやや東側に位置しており、新宿駅から中央線で繁華街から遠ざかる形でエリアが広がっています。

中野駅は中央線快速では新宿から1駅のところにあり、この新宿~中野周辺は利便性の高さからかなり人気が高くなっています。

歴史的にはこの新宿から西側の一帯は戦前の日本航空産業の中核地であり、かつては軍需産業で栄えた工場が多数存在していました。

現在ではそうした工場群はすっかりなくなっており、代わりに高層ビル群や商業施設などがひしめき合う商業地となっており新宿駅の利便性の高さもあって居住用の建物も数多く探すことができます。

東京都内の中でも早くから開発が進められた昔ながらの居住地・商業地であるということから基本的に地価は高めなのですが、近年の不動産価格の下落と、湾岸地域や城東地域といった新しく開発が進んだ土地価格が上昇してきたこともあって以前よりは住みやすい価格になってきているといえます。

なお都内の地形としては頑強な武蔵野台地の上に建物や線路が敷かれているということもあって地盤としての安全性も高いとされており、旧飛行場のような広い土地も残っていることから避難所の確保などにも便利な災害に強い土地ということでも評価が高まってきています。

参考>>東京の中央を貫く、オレンジ電車の今昔

有名大学が多いエリア

中央線沿線の各駅には特徴的な学生街も多いのですが、これは沿線にある数多くの有名大学の影響です。

国立大学である一ツ橋大学や、2015年春に秋篠宮家次女の佳子様が入学されたことで一躍有名になった国際基督教大学(ICU)、有名私立大学である成蹊大学や東京女子大といったところもあり、その沿線に住むということそれ自体がどこか高級感のあるブランドとなっています。

こうした有名大学に加えてブランド力を高めているのが沿線にある文化人由来の建物で、太宰治や井伏鱒二といった日本を代表する有名人がかつて暮らしていたといったこともまたこのエリアの価値を高めているといえます。

もともと戦前までの東京は工業の中心地は下町のある東側だったのですが、それが戦争災害による焼け出しや商業地の増加により次第に西側に人口が流動してきたという流れがあります。

中央線も最初は新宿に近い中野周辺から開発が進んだのですが、現在では中央線でもかなり奥のほうにある立川や八王子までもが人気エリアとして知られるようになりました。

しかしやはり人気としては中野により近い高円寺や阿佐ヶ谷、荻窪といったところが高い傾向にあります。

シングル向けの住宅が多く値崩れが少ない

中野エリアの大きな特徴になっていることの一つが、学生や独身者向けのワンルームなどが多いということと、そうした物件が値崩れしづらいということです。

これは都内でも有名な大学が数多く沿線にあるため、周辺の開発状況によって極端に人口の流出が起きにくいからです。

エリア外にある大学に通う学生にとっても、吉祥寺や立川といった街は住みやすさにおいて高い人気があるため、常に優良物件は埋まっているという状態が続いています。

そのため家族連れやファミリーで住める大きめの不動産賃貸や施設ということではやや住みにくいと感じる部分があるかもしれません。

ただ昔ながらの商店街が活気を持って営業しているという古き良き時代を残すエリアでもあるため、長く安心して住める共同体という意味では安心できます。