東京に住みたい街はありますか?
東京といえば「世界の都市総合ランキング」第4位にもなっている世界有数の都市です。
同ランキングでは「経済」分野で第1位にも評価をされているのですが、これはGDPや成長率、賃金水準、法人税率などといった複数の項目について総合的に判断された結果です。
それだけに都内には多くの企業や商業物件が集まり、日本のみならず海外からも年間を通して多くの人が出入りをしています。
また別の英国紙のランキングでは東京は「住みよい都市」として世界第1位という評価を受けており、生活をするにも観光に行くにもとても大きな魅力を放っているといえるでしょう。
現在地方に住んでいる日本の若者にとっても上京するというのはとてもわくわくすることであり、地方にはないたくさんの魅力を期待することができます。
高校卒業をして進学をするときや、短大や大学を出てから就職活動をするときなどには、地方にはない学校や企業を求めて引っ越しをすることになります。
しかし魅力の多い都市部である東京ですが、住む場所を探すとなるとかなり広範囲から選択をしていかなくてはいけません。
同じ都内でも年代や職業などによって人気のある都市にも違いがあり、住民サービスや家賃水準など住居とするときに重要になってくる項目もよく調べておく必要があります。
ですのでこれから上京するならまずはどういったエリアにどんな特徴があるかということをしっかりと実態として調べておくことが大切です。
人気のエリアは沿線から探す
東京都内には東京駅を中心として非常に多くの路線が敷き詰められています。
地方都市のように自動車を利用しなくても、都内であればほとんどの場所に電車だけで自由に移動をしていくことができます。
それだけに住所とする場所からはどの路線が近いかということが非常に重要になってきます。
毎年不動産会社が行っている「住みたい街ランキング」も路線別にまとめられることが多く、人気が集中する路線の各駅の賃貸料金もかなり高いものとなっています。
新たに家を選ぶときには家賃や交通の便利さのほか、治安面や周辺施設や住環境などを総合的に判断していきますが、やはり最も優先されがちなのは近くの路線と居住地エリアというのが実態のようです。
都内でも特に人気が高いのはJR中央線回りのエリアであり、中野・吉祥寺・三鷹といった駅周辺には特に若者が多く集まる傾向があります。
ブランドイメージが先行している感じもありますが、やはり若い世代の人が集まる場所というのはそれだけ活気があり住みやすい環境が継続的に作られています。
ただし中央線沿線以外にも人気のエリアや、実は住みやすい隠れたエリアなども都内にはたくさんあるので先にエリアありきではなくどういった特徴があるかということにも目を向けていきたいところです。
物件探しは情報収集が基本
都内には非常に数多くの賃貸物件があり、所在地や家賃だけでなく設備や居住形態など非常に多くの種類の中から選ぶことができます。
これまでは居住をするというと不動産会社を通して大家さんと契約をして、そこで賃貸契約を結ぶという方法が一般的だったのですが、現在では従来あった敷金や礼金、さらに最初数か月の家賃までもの支払いが不要な「フリーレント」といった物件も出てきています。
若い世代向けには複数の人が同じ住宅をシェアして住む「シェアハウス」といったものも増えてきており、どういったところでどんな生活をしたいかによって選ぶ物件も大きく異なってきます。
これから状況をするのであればまずはしっかりと情報収集をして、長く安心して住み続けられる場所はどういったところかということを考えていきましょう。