上京後の注意点は?

上京して初めて感じること

a0002_009543
地方都市に暮らす人にとっては、都内での生活は憧れがある一方で怖いと感じる部分もあります。

「生き馬の目を抜く」という言葉のように、東京に行ったらきっとちょっとした油断で大きな犯罪や被害に巻き込まれてしまうのではないかと心配をしたくもなります。

実際都内に引っ越しをしてから初めて経験をしたというようなことも多く地方出身者からは聞かれており、さすが東京という印象も持たれています。

東京で暮らすときに最も注意をしておきたいのが「簡単に人を信じてはいけない」ということに尽きます。

そういうとまるで疑り深い人間になれというような意味になってよくないことのようですが、実際のところ地方出身者というのは普段出会う人というのがなんだかんだで地方共同体の一員ばかりであるため、自分を本当に食い物にしてやろうという人はそれほど多くなかったりします。

それが都内に来てみると人口は多いのに共同体としての意識は低いため、怪しげな宗教や詐欺的な商法、ぼったくりをするお店などさまざまなシーンで危険が表れてきます。

それまで心配していたことは実はそうでもない

地方から出てきたばかりの時にはまず「知らない人についていかない」といった小学生くらいの気持ちに戻ることが大切です。

しかしその一方で、地方と比較して案外そうでもなかったというような場面にも多く遭遇したりします。

東京の人は冷たいと思い込んでいた人が、実際の生活では向こうから話しかけて親切にしてくれる人が多かったり、案外困ったときに声をかけてもらえたりということがあって逆に驚いたということもあったりします。

ただしそうした親切も地方都市でのものとは若干種類や動機が異なることも多いため、適度な距離感を身に付けるということこそが長く都内で暮らすためのポイントであると言えます。